テロワールとスタイル
コルトンの丘の最上部に位置するクロ・デュ・ロワは、コルトン・グラン・クリュの中でも最も名高いクリマのひとつです。約8ヘクタールの面積を持ち、東〜南東向き、豊かで水はけの良い粘土石灰質土壌です。ピノ・ノワールは壮麗な表現を見せ、色調は濃いガーネット色。香りはブラックチェリー、ブラックベリー、スミレ、甘いスパイス、下草のニュアンス。味わいは力強い骨格、シルキーなタンニン、鮮烈なミネラル感、そして長い余韻が特徴です。

料理とのペアリング
ローストした鹿肉、グリルしたリブアイステーキ、野ウサギのシヴェ、熟成エポワスチーズと素晴らしい相性を見せます。

知っておきたいこと
歴史的にはブルゴーニュ公爵家、そしてフランス王家の所有地であり、コルトン赤ワインの究極の象徴とされています。熟成ポテンシャルは20〜30年に及びます。

シグネチャー
コルトン＝クロ・デュ・ロワは、壮麗な力強さと深い洗練、卓越した長寿を併せ持つブルゴーニュ・ピノ・ノワールの貴族性を体現しています。